2016
12.03
12.03
決断の時
野菜も酪農も体験した。
後は自分で決めるだけ。
まずはサラリーマンをこのまま続けるかどうか、そこからだ。
野菜農家へ行った時も、酪農家へ行った時も、中野さんも、誰に話をしても皆こう言ってきます。
「今の会社を辞めるのはもったいない」。
確かに一般的にはそうかもしれない。
自分にとっては地位も名誉もいらなかった。
あのままサラリーマンを続ければある程度、何不自由なく暮らせたのは誰の目から見ても明らかだった。
お金さえいらない(ある程度の金はないと当然困るが)と思う。
なぜかそう思える感覚があった。
農業をやるという決意が決まった。
後はその時の会社への退職手続きや諸々は早かった。
そして、研修先も道央農業振興公社にお世話になるとも決まっていた。
ただ、問題が1つ、公社で研修するのか、農家で研修するのか、そこだけは決まってなかった。
農業フェアでの、公社へとりあえず受けておけば、農家でも公社でも選ぶことが出来るからというアドバイスもあり、とりあえず公社へ書類を出した。
公社は公的機関という事もあり、書類審査、面接があります。
書類審査は通って、後は面接という状態でした。
そして面接の当日、飛行機で現地へ行く予定でした。
これを運命のいたずらというのか何と言えばいいのか。
当日は写真の通り、記録的雪。かなり早めに空港へ向かったのだが。。。
道は大渋滞で全く進まない状態。もうありえない状態でした。
当然、飛行機には全く間に合わず、電話連絡。
面接には色々な人が来るので、電話でこの状態を説明し、公社への面接は辞退しました。
これで農家になる為の道は1つ。
最初から農家で研修をする事だけです。
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