2016
12.07

三つ葉の最盛期

農業

北海道ではお正月に軟白三つ葉をお雑煮等に入れる為、需要が増えます。

それに合わせて農家さんは栽培を調整します。

夏前に種を播き、雪が降る12月上旬にハウスに伏せこみました。

今年は熱線を敷いてその上に伏せこんでます。

その状態によって伏せこみ方法も違うと思いますが、2年前はビニールを敷いて伏せこんでいる時もありました。

夏、秋の生育が良かったらしく今年は今までで一番株が大きいとの事でした。

やはり水を好む性質の為か、今年は雨が多かった分、発育も良かったのかと予想されます。

所々、病気があるとの事でしたが、見た感じでは生育は良いかと思われます。

このまま加温しながらお正月に合わせて年末に収穫、出荷です。

これは手間が掛かるのと暖房だとか熱線だとか経費も結構掛かるのであまりやってる農家さんはいません。

逆に言うと、そこを狙って栽培します、当然単価も高くなりますし、需要もかなりあります。

この写真の量だと恐らく2万パック位が目安になるんじゃないでしょうか。

ここから収穫して、水洗いし、計量、パックをしてから初めて出荷になるので手間も相当掛かります。

早めに準備してパック出来ればいいのですが、当然鮮度の事も考えなくてはならずぎりぎりまで収穫を遅らせて綺麗な軟白三つ葉を売り場にならべなくてはなりません。

今の段階では今までで1番の出来という事で今年の収穫が楽しみですね。

ハウスもう1棟分あるので、恐らく倍の4万パックが今年の目安になるんじゃないでしょうか。

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