2016
12.07
12.07
冬の北海道農業
北海道の冬は雪がかなり積もります。
地域によっては2メートルも3メートルも積もる所もありますね。
酪農は冬も関係ありません。
基本的に生き物相手なので1年中、無休です。
夏に牧草を自分達で育てて収穫し、冬に備えるというやり方が今は主流です。
牧草をロール状にしたのを何段も重ねてる光景が有名。
その牧草を冬の間に使って1年中、自給自足で営んでいます。
牛乳の配送は農協が取りに来るので雪の影響とかは農家さんにはほとんど影響しません。
野菜農家は冬の間は対応が分かれます。
冬の間は完全に休むという農家とハウス等を使って続けるという農家、後は越冬野菜を作る、そういう選択肢ですかね。
完全に休むという農家の中にはバイトに行く人も少なからずいます。
ハウスを使って続けるというのはハウスで暖房をつけて野菜を育てたりするという事です。
当然、暖房費が掛かるので結構なコストになるんですが、その分ライバルも減るので作物によっては夏より儲かるという人もいるかもしれませんね。
越冬野菜は色々あります。皆他の農家さんとちがう野菜を作ろうとします。
冬の寒さで甘みを増すと言われてるので、そこを狙って選んだり。
北海道の冬は長いです。
今年は特に早くて10月に大雪が降ったりして、10月でそのまま店終いした農家さんも結構います。
春の雪解けは4月位。逆に言うと4月から10月までの7か月で1年分の収入を得るという事ですかね。
今の北海道はこんな感じ。
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