ネギは収穫時期が結構遅めなので、計画を立てやすい。
Y農園ではその年の最後に収穫してます。
量が量なので、始めるのは早いんですが、最後まで収穫してるのはネギですね。
品種によっては越冬出来るので、無理してその年に全部取らなくても良いっていうのも考えてるんでしょうね。
他の作物が収量が少なかったりした時はせっせとネギを販売すればその分をカバー出来る感じですかね。
ネギは結構手間が掛かります。
根っこを切って頭も切って、葉っぱの色が悪い所も落とします。
その分、他の農家さんも生産しにくいからかライバルも少ない方です。
それと、防除回数も多いですね、30回は平均ラインですかね。状態によってはもっと増えます。
5月位から植えて早くても9月位まで5か月位ありますからね。
追肥もしなくちゃいけないし、何より培土が大変。
最初は畝を掘った所から最終的には土を盛り上げなきゃいけないですからね。
最初と最後だけ見たら驚きます。
定植の時、培土の時、かなり気を遣うのは綺麗にかけないとネギが曲がってしまう事ですね。
収穫の時に良くわかるのは曲がってるのが多い事です。
曲がってるのや細いのは製品としては売りにくい。
B品扱いで売るか、捨てるかのどっちかですね。
越冬させて、春に売る越冬ネギも人気があります。
良く言われてる様に甘みが増してますからね。
手間も掛かるんですが、ライバルがいない分、高く売れます。
北海道は寒さが厳しい分、甘みが増してるのかもしれませんね。