どうやらタクシーの運ちゃんが車に乗れと言ってます。
片言の中国語で予約してるけど駄目なの?と言うと、いいから乗れっていう感じでした。
Y農園で知り合いになった中国人へ電話を掛ける。
5分、いや10分位は何か話してた。
変わって貰って話すと、とりあえず警察へ行って、そこでパスポートを出して、という事。
悪い事をした訳ではないから言われた通りにして、との事。
多少聞いてみたが、大丈夫だからその通りにして下さいと言う。
とりあえず、警察へ行きました。
中国語で公安と書いてあります。
そこでパスポートを出すと公安の人がパソコンでパチパチやりながら書類に何やら書いたりしてました。
そこでは外国人が珍しいのか、視線を浴びる事に。。。
パスポートに記録が残るかと心配になった、最悪帰国出来なくなるからねー。
何やら紙を渡してきた、書類みたいな1枚の紙。
それを持ってタクシーの運ちゃんとまた移動。
どうやら違うホテルへ連れて来られた。
さっきの紙とパスポートをフロントに渡す、そしてそのまま待つ。
そして200元だと言われた。
ん?って思ったが、どうやらこのホテルへ泊まれという事らしい。
とりあえず、言われた通りにしました。
色々聞いてみようと思ったが、翻訳をした文書を見せても、駄目みたいな顔で、良いから良いからみたいな雰囲気。
んー、納得いかなかったがとりあえず一段落。
この間のやりとりは2時間位かな。
これは後になってから分かった事。
社会主義の中国は外国人が泊まれるホテルは限られています。
オリンピック前は、3つ星ホテル以下は外国人は泊まれない事がほとんど。
今でこそ3つ星以下でも泊まれる所は増えてきたが、田舎ではまだまだ泊まれない所が多い。
この定辺は、かなり田舎で自分が最初に予約したホテルは外国人は泊まれない所だったらしい。
つまり、最初にタクシーの運ちゃんと到着した時に、フロントと運ちゃんが話してたのはその事だったという訳。
で、知り合いの中国人はその事を俺に日本語で伝えられなかった、だから言われた通りにしてという事だった。だから大丈夫だとも。
それで、公安へ行ったのは、外国人が田舎に泊まる場合には宿泊許可が必要だった訳ね。
公安で出して貰った紙はその許可で、許可が下りるホテルも決まってる為、連れてこられたホテルという事。
だからパスポートに記録は残ってなかった。
こういう所が日本の常識は世界の非常識という訳ですね。
逆に言うと、今まで自分が予約して泊まれたホテルは運が良かったのか外国人OK ホテルばっかりだったという事だね。
中国でホテルを利用する時は気を付けた方がいいね。
なんだかんだいって、タクシーの運ちゃんに助けられたという事ですね。
間違いなく、バスで来てたらこういう対応は出来なかった。
タクシーだったからこそ、公安へ連れてって貰ったり出来た訳ですね。
タクシーを選んだ事に何かを感じて、ここからが本番です。
自分の求めてた物を探しに街へ繰り出します。