Y農園では特別栽培を選択してます。
慣行栽培や、有機栽培も有名ですが、その間の特別栽培です。
よく、有機は栽培方法の中で1番難しい。
だから慣行栽培から、特別栽培、有機栽培とやってくのが良いと言ってました。
逆に言うと、特別栽培で躓くなら慣行栽培で基礎を磨きなさいとも。
どの栽培方法にもメリットとデメリットが当然あります。
特別栽培は、農薬を減らすというだけあって、防除のタイミングが難しいと思いました。
遅いのは当然駄目、早いにも駄目なんです。
規定回数以内に農薬を減らさないと特別栽培として認められませんから。
例えば3回までと決められた作物があったとして、収穫より大分前に3回やってしまったら、後はもう病気や虫にやられ放題になりますから。
だから、特別栽培が無理なら、どのタイミングでの農薬なのかを分かるまで、慣行栽培でやりなさいという事なんでしょう。
良く、慣行栽培は駄目なんて聞きますが、農家さんの意見は真逆ですね。
きちんと農薬をやって管理してる野菜の方がおいしいと。
慣行の方が手間が掛かる事もあるんじゃないかな。
有機栽培もほったらかしという訳ではないんですけどね。
草取りなんかは茫々に生えてしまったら大変でしょうから。
特別栽培を見てると、タイミングを間違えると一気に駄目になったりしてました。
営農をする上でそういう所が恐怖でもあります。
天候の他に技術というか経験というか。
そこは十分気を付けてやらないといけませんね。