これは大和芋です。
マルチの上から苗を植えて、支柱を立てます。
この支柱立てが大変なんですよねー。
台にのって立てないといけないですから。
これがかなりの重労働。
場所によってはマルチの先頭と最後に杭を打って、ビニールで結びます。
休み休みやらないと腕が上がらなくなります。
やがて、この支柱に沿って茎が伸びてきます。
こうなってくれると管理がとても楽。
この左右の通路に除草剤を撒きます。
支柱に巻き付いてないのは通路を這ってるので、除草剤を撒く時は大変です。
春に定植をした後に、3,4回除草剤を撒きました。
その後に収穫です。
まず、この支柱を全部取り除かなくてはなりません。
これもまた一苦労。
そして、根っこの部分を収穫するのですが、とても柔らかい。
長いもと同じ感じですかね、だからトラクター等の機械では、掘った後にすぐに傷付いてしまいます。
そうなると、重機でこの畝に合わせて掘ります。
がっつり掘って、横にある大和芋を丁寧に収穫していきます。
おおざっぱなイメージでは化石採集をしてるイメージですかね。
ちょっとずつ、傷付けない様に土を取り除いていく。
そんな感じで収穫します。
手間は結構掛かりますね。
その分、ライバルが少ないので直売所なんかではかなり人気があります。
単価も高いですね、1パック500円前後にはなります。
量り売りなので、調節は出来るんですが、やはり1ブロックというか切らないでそのままのごろっとしたのが人気あります。
粘りが違うんですかね、好きな人は好きな様です。
「大和芋ないの?」と良く聞かれますが、作ってる農家さんは、恵庭では少ないです。