ウドを食べるという習慣が余りなかったものだからてっきり北海道だけかと思っていたが、そうでもないらしい。
Y農園でもウドを栽培しています。
雪が溶けて春先にこうやってもみ殻をウドの周りに敷き詰めます。
これは根本に光をあてない為です。
光があたると軟白三つ葉等の様に青くなってしまうからですね。
青くなると渋みが出てきて、クセが強くなってしまうからです。
その為、こうやってもみ殻で光を遮ります。
春先と言えば、この地域は風が強い所、もみ殻はあっという間に飛ばされます。
そういう時はもみ殻の上からべた掛けをして押さえつけます。
食べ頃になると白い白いおいしそうなウドが出来てますから。
これに光が当たって緑色になったらそれは山ウドという種類になります。
山菜ですね、山に自生してるのは光がたっぷりあたって真緑です。
ウドはハウスでの栽培が主流です。
露地でこうやって育てる農家は少ないんじゃないかな。
ハウスだと、遮光ネット等で白く出来ますから。
山ウドとウドは大きな差があるっていう事ですね。
値段も多少変わって来ると思うんですが、最近はこの白いウドを町興しにしてる所もあるみたいです。
この白い部分が柔らかくて美味いらしい。
天ぷらにすると最高ですね。
一定の量を取ったら、伸ばして秋になって枯れる。
そしてまた次の年に元気にわっさわっさ伸びてきます。