これは越冬後です。
あの青々とした葉っぱはなくなってます。
最初これを見た時は枯れてしまったんじゃないかと心配しました。
甘草は根菜類だから大丈夫なんですけどね。
また暖かくなれば青々としてきます。
ただ、葉っぱが出ない個体もありました。
でも枯れてる訳ではないんです。
不思議、見た目は成長してる様にも見えないんですよね。
肥料が足りないからなのか、それともこの黒々とした土だからなのか。
やはりあの茶色い片栗粉みたいな土が良いんでしょう。
こんな感じで枯れてるとしか見えない様なのもあります。
でも、根っこはしっかりしてるし生きてはいるという感じ。
葉っぱがないから光合成が出来なく成長は止まってるのかな。
でも、がっちりはしてます。
今思うと、これは水分が多くてお腹一杯な合図なのかも。
食い過ぎて気持ち悪い状態なのかと。
なかなかねぇ、これが難しい。
はっきり言って、3年栽培して、成長したのは10㎝程度なのかな。
まだ雪の下に埋まったままなので正確な事は言えないんですが、大体それくらい。
やはり日本での栽培は難しいと言わざるを得ない。
まだ研究段階に近い状態なので、色々な環境を整えないと失敗するでしょう。
ただ、北海道の涼しい気候は虫が付きにくいとかメリットもあります。
露地でやるなら高畝は必須、土壌条件もかなり選びます。
黒い土は向かないですね、火山土を入れる等の工夫も必要になってきます。
甘草はマメ科なんですが、花を咲かすのは日本では無理という定説になってるので、そこは安心して良いでしょう。