2017
01.18

耕作放棄地の理由

恵庭市, 甘草, 農業, 道央振興公社

最初から狙っていたのは耕作放棄地。

その理由の1つは甘草にある。

中国で実際に見てきた土地は日本のどの土地にも当てはまらなかった。

前々から聞いていた、中国での土の話。

恐らく日本の耕作放棄地でもまだまだ程遠いと感じる。

誰にも見向きもされない日本の土地でさえ、肥料が沢山ありすぎて、水分もありすぎる。

もっと条件が悪くても良い位。

あのサラサラの土と比べると、耕作放棄地が日本では一番条件が似てるという事。

実は甘草の特徴の1つにストレスが挙げられる。

水も肥料も最低限以下の状態で育つと言われている。

耕作放棄地でも条件が良すぎるという表現はおかしいが、そういう事。

つまりだ。

補助金が出て、作物の条件も1番近い、更に常に空いてる畑。

それが耕作放棄地。

自分から言わせれば耕作放棄地以外の選択肢は無い。

世間からは敬遠される、土地が俺にとっては最高の選択肢。

まー、一石三鳥とはこの事だ。

ただ、補助金は恐らく申請しないので、細かく言えば一石二鳥だね。

新規就農者が苦労する土地問題。

自分にとっては全く苦労する事なく1番条件の良い畑が回って来たという訳。

ただ、耕作放棄地を借りたいという考えを伝えるのには多少苦労した。

だって、みんな反対するからね。

農業委員会、道央振興公社の人達を説得するのに多少時間は掛かりました。

実際には耕作放棄地らしい面積は7割で3割は普通の綺麗な畑です。

最初はその3割と甘草の栽培の研究をする予定になってます。

畑の問題は最初からクリアしてた、問題は甘草の栽培。

それも3年間、色々と考えて来たけど、こればっかりはやってみないと分からないね。

まだ前例がないのだから。

恐らく日本初、もしくは世界初の甘草農家になろうと思ってるのだから。

 

 

相当な困難が待ってるのかもしれない。

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