夕方は研修先のY農園の親方と卒業生数人と作戦会議。
今年の販売先にY農園を通して野菜を販売して欲しいという事でみんな集まりました。
自分はまだ栽培もしてないので、出来たら野菜を持って来てとの事です。
卒業生たちと親方で細かい打ち合わせをしてました。
道の駅の花野菜でも、ご近所野菜でもよくある事なんですが、そのシーズンになったら同じ野菜が溢れます。
夏になると、トマトが出だすと売り場一体がトマトで溢れて価格競争に陥るという事です。
10円、20円、他の農家さんより値下げをして、それがどんどん値下げ合戦みたいになっていくんですね。
そうなると、高い野菜はどうしても売れない傾向にある、だからみんな他の農家さんよりちょっと安くするんですよ。
そうなると、どうしてもこれ以上値下げ出来ないという農家にとっては売れ残りになってしまうしロスの原因に。
ピーマンが出だすと、辺り一帯がピーマンだらけみたいな。
だから、親方達と今年新しい販売先に被らない様にみんなであれは貴方が作って、これは私みたいな作戦会議をしました。
こればっかりはしょうがないんですが、やはりみんなで作る野菜を振り分けて作れば値段の問題もロスの問題もある程度解決出来るだろうという事です。
自分も話を聞いていて、「あぁー、あれなら売り場が栄えるな」って思ったりします。
野菜は味は1番重要、だけど色が重要な時もあるのは分かりますよね。
サラダを作る時に全部緑だと味気ないと言うか、黄色や赤が欲しくなる時もあるでしょう。
農家も色々考えて栽培をしてるっていう事ですね。