産業用の大麻はヘンプと言うそうです。
上川郡の東川にある松家農園さんで話を聞いてきました。
松家さんの話は別の話で取り上げる予定です。
去年は特に医療用大麻という話が話題になりましたね。
色々なイメージがある大麻ですが、どこから話そうか悩む位、色々な話を伺ってきました。
まずは、このヘンプを作るには許可が必要という事。
それは厚生労働省が判断するという事でした。
北海道では北見にヘンプを作ってる農家さんがいるとの事で、松家さんと合わせて2人が北海道では生産している。
その許可は更新という形ではなく、毎年申請して許可を得なければいけない。
ヘンプの畑には防犯カメラ等の管理が必要。
松家さんはこんな感じで管理してました、建物の上に監視カメラがあります。
これは、持ち出されない様な処置が必要だという事でした。
今年の申請はこれからするそうです。
去年に鳥取であったヘンプ農家の事件をうけてから、審査が厳しくなったという事。
普段なら前年の末に申請して次年度の1月1日から、普段なら許可を受けるそうです。
この石鹸等の加工品も販売には許可が必要との事。
さて、1番気になる、お金の話も聞いてみました。
「販売先はどうなってますか?」との質問に、まだ販売はしてないとの事でした。
それは許可が必要で、まだその許可が下りてないという事と、もう1つの理由があります。
松家さんは、儲けようとして生産している訳ではないという事でした。
今まで日本では大麻を生産していたという事で、その伝統を守りたいという事です。
麻としての価値が大きいという事でした。
ヘンプは農業としてのジャンルはないそうです。
つまり農業としての品目としては登録されてないという事ですね。
松家さんは「草」と同じジャンルだ、と笑ってました。
今年はまだ許可が下りてなくて、4月位になるんじゃないかという事です。
ちなみに、このヘンプは幻覚作用がない品種だそうです。