05.10
劇薬指定の除草剤クロレートS
今日は朝から風が強かった。
ハウスの資材がまだ揃わないので、もどかしいがハウスはまだ保留。
細かい部品の支払いを済ませたりして、除草剤を撒くか考えてた。
お昼から曇りで、その後雨の予報。
雨の前に撒きたいから、タイミングを伺う。
ただ、風が強くてドリフトっていう、薬剤が隣の畑に流れる危険があるので、それだけが心配。
風の向きもあるが、やはり除草剤を撒く時は、周りの畑にも気を付けなければいけない、それはマナーでもある。
これがクロレートS。
元々はデゾレートAZという除草剤があって、それが本来の製品、これは恐らく特許が切れたジェネリック品と思われる。
成分は一緒で、デゾレートが5kgで2600円位、このクロレートSは5kgで1600円。
千円も違うと結構大きい。
これは劇薬指定、はんこが無いと買えません。
最初はシャチハタを持っていったら駄目って言われて実印を持って行って買った。
劇薬指定って言われると、物凄く強い作用があるように思うかもしれないが、この場合は別の意味での劇薬指定。
どうやら、以前に爆弾を作る成分等に使われてた事が多々あったようで、劇薬指定になってます。
属に言う、xxxと混ぜてはいけません系の成分が混ざると爆発するみたいです、爆発まではいかなくても火が出たり。
効果は笹等にも効いて、土壌から吸収される模様、しかもこれは粒剤、つまり手で撒けます。
奥の方の荒れ地は来年から使う予定なので、木の根っこなんかも枯らしてくれたらと期待してる。
3か月は土壌に残るので作物の栽培は不可、余裕を持って6カ月は作物を作らない方が良いと書かれてます。
来年から使う予定の自分にはぴったりで、スプレイヤー等を揃える手間も費用も掛からないので、これがベスト。
撒いてから雨で土壌に浸透するので、雨の前が適当みたいです。
(メーカー表記では降雨後の方が推奨という表示になってます、降雨前でも速やかに効くメリットと流亡するデメリットもありますが、降雨後だと薬剤が体にくっつきやすくなって散布が大変なので体感では降雨前がお勧めです、降雨後に散布してから雨が降るっていうパターンも十分にあり得ますし)
今日は風が強かったので断念したが、明日は一時的に晴れ間の後にまた雨が降るみたいなので、チャンスがあれば撒きたい所。
値段、手間を考えたら、この2つが1番良さそう。
結果が楽しみ。
ちなみに、デゾレートもクロレートも液体もあり、買う時にはどの形状を買うか指定した方が良い。
用法容量には、10aで45kgを目安となってます。
一般的なラウンドアップだと、かなりの費用と手間が掛かるんですよねぇ・・・
※追記
クロレートSが売ってない、もしくは入手し辛いという時にはカソロンもお勧め。
全国どこでも売っていて、効果も安定してます。
はんこもいらないし、条件は何も無いです。
6.7%と2.5%の2種類があるから、どっちが良いか悩むかも。
そんな時は最初は6.7%を撒いて、1回枯らせた後は2.5%で管理とかでも良いかも。
値段の違いも結構大きいから、そういう使い方も出来ます。
コメント
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2017年 12月 31日トラックバック:2017年、1番読まれた記事は・・・ | 農家への道標
撒いてから雨で土壌に浸透するので、雨の前が適当みたいです。
間違った情報です。メーカーを確認してください。
指摘ありがとうございます。
どうやら説明文に変更があったみたいですね。
以前は降雨前でも可能と表示があったと思います。
今でも降雨後が推奨だけど降雨前の効果の説明も書いてあります。
どちらが良いかは使用者の判断ですが、降雨前のお勧め理由を追記しました。