前日まで大分迷った。
キャンセルするかどうか。
今回の中国渡航は春にやってたチケットセールで購入した事から始まる。
あの時は、10月末には全て終わってるだろう、という目論見だった。
しかい・・・前日も忙しく、準備期間は半日。
まぁ、何回か行ってるし何とかなるだろ的な感覚。
千歳から直行便で上海。
やっぱり直行便が便利。
以前は羽田経由だったんだけど、まぁ面倒。
今回利用したのが春秋航空。
春先のセールでは¥3999で千歳ー上海、同じく¥3999で上海ー千歳を購入。
実際には空港使用料とかが追加で千歳ー上海が大体¥6000、上海ー千歳が¥12000の合計¥18000位。
上海の空港使用料が高いっぽい。
恐らくこの辺りが直行便の最低ラインだが、この春秋航空はお勧め出来ない。
前回使ったのが東方航空、これはLCCではなく機内食も出たし、各席にモニターもあったり、2席の所だったし、何かと快適。
値段も片道1万円位と春秋航空と千円位しか違わないが、機内サービスはフルサービスだった。
春秋航空は機内の飲み物1つも有料。
小さいペットボトルのウーロン茶とバドワイザーが同じ値段。
中国では、税金の関係からかビールが安い。
発泡酒なんてのもないし、全部ビール。もちろん一番搾りとかの日本ビールもあって値段はほぼ同じ。
春秋航空は、到着する所も空港から離れたところに着陸してバス移動が当たり前。
なんだかんだ言って東方航空は安くて快適、乗り降りもスムーズ。
空港でのチェックインカウンターも春秋航空はめちゃくちゃ混んでた。
次からはやっぱり東方航空を使うと思う。
席は狭く、ゆっくり寝れるはずもなく、途中から機内体操なるものが始まったりして文化の違いを思い知る。
日本ではCAと言われれば女性を思うかもしれないが、中国線では男性の方が多い。
上海では入国審査も3回目だし、スムーズに入れた。
いつもの様に1時間位は並ぶ。
今回は上海に滞在予定だったので上海市内へ向かう。
これはリニアモーターカー。
中国では既に実用化されてて乗ってみた。
値段も地下鉄よりは高いのでかなりすいてたりする。
内装はこんな感じ。
まぁ、清潔な方。
自分の時は301km。時間帯によっては400kmらしい。
乗り心地は普通、北海道の電車よりは揺れない。
ゆるーいカーブがあるんだけど、見てると結構怖いね。
龍陽路駅。
リニアモーターカーの終着点。
こっから市内まで結構距離があるのでここから地下鉄に乗り換えかタクシー。
自分はタクシーを利用した。
タクシーは高速道路で移動。
高速道路の上には花が・・・
誰かが管理してるみたいだけど、こんな所にあるのも怖いね。すぐ隣にも高速が通ってて人があるけるスペースは見えなかった。
ホテルまで到着して、料金を払おうとしたら「高速代」と言われた。
まぁこれはぼったくり、普通は請求されない。
メーターに表示されてる金額を払おうとしたんだが、上乗せで言われた。
この場合、後でホテルの人に言ったりすればこの運転手は罰が与えられるみたいだが、面倒なので払った。
3回目で大体中国の事は理解してるし、ぼったくりとすぐに理解したが、上海でもこんな事があるんだなぁと思った。
中国が先進国になれない理由を理解した。
一人っ子政策の人達が経済を回すようになるまで、こういう状況は続くだろう。
怒りよりも残念な気持ちの方が大きかった、はぁみたいな。
日本でも古き悪き風習がなくなった時の様に、中国でも悪い事を悪いと言える時代まではまだ遠いと感じる。
なんか、地方の方がまだマナーは良いと感じた。
こういう状況になっても、抵抗はしない方が賢明。
この場合、領収証を貰えば良い。
ぼったくりの場合、不正がばれてしまうから、まず渡さない。
お金を払ってしまうと、更に面倒になるから渡すときに領収証を貰ってから払った方が良いね。
メーターの横にレシートが出る機械があるから、それを指さしてもわかるだろうし。
その後にその領収証をホテルのフロントにでも見せて文句を言えば、後日返金になる事が多いみたい。
領収証にはタクシーを特定出来る事が書いてあるから、それが証拠になったりする。
夜ご飯は、近くのファミマでおにぎりを購入。
セブンイレブン、ローソン、ファミマが上海では目立った。
特にファミマが1番多かった、味はあまりおいしくないが値段は平均価格だし安心して買い物出来る。
気温は日中25度前後で、夜でも15度はあるからまだまだ夏日。
日本との時差はマイナス1時間。
治安は良かった。