11.21
北海道でのパプリカは品種が大事
北海道は寒いから、早期に熟す品種が良い。
大きさも考慮すると、やっぱり人気なのはフルーピーイエローとフルーピーレッドEX。
名前から分かる通り、実はこのフルーピーシリーズは生産地も違うし、別物。
氷点下10度でも原型を留める、フルーピーレッドEX。
実はこれ、北海道の露地栽培でも十分通用する。
代々、北海道では露地パプリカは無理と言われてきたが、そんな事はない。
技術の進歩と言えるかもしれないが、このフルーピーレッドEXは、露地に最適。
寒さに強い、同じ黄色と赤を同じ寒さに晒しても、黄色はすぐに腐るが赤は全然もつ。
もう1つがフルーピーイエロー。
こっちは実が出来て、色が付くまで早い。
そして、レッドEXよりは寒さに弱い。
黄色は露地には向かない。
つまり、北海道でパプリカを栽培するならハウスは黄色、露地は赤。
これがお勧め。
同じ時に植えても、黄色の方が採れるのも早いが終わるのも早い。
そして紫。
北海道での露地栽培でも十分に通用する。
これはハウス、露地にも向くがハウスの方が良いかもしれない。
実はピーマンと同じで実がついた時から紫のまま。
逆に熟すと赤や黄色になるから、実が出来た後に大きさを選んで収穫出来るメリットがある。
それとオレンジ。
これは、カラーピーマンだったが、偶然なのか、土が良いからなのかパプリカと同じ大きさまで育った。
オレンジが1番栽培が難しいと言われてるが、オレンジは露地もハウスでも栽培は可能だし、どっちも向く。
つまり、黄色よりも寒さに強い。
栄養価が高いってのもあるけど、オレンジパプリカっていうのは輸入品もないし、ライバルがいない。
見た目も良いし、これもメインに出来る品種。
今年失敗した白パプリカ。
これは北海道露地では栽培は無理じゃないかな。
最初から白いはずが、この通り、黄緑のまま。
何株も植えたが、全部この状態。
これも、熟すと黄色くなって白の意味がない。
今年は、白、紫、オレンジ、黄色、赤の栽培。
残りは黒と緑だが、緑は早採りすれば良いので黒以外は全部作ってみた結果。
今は色々な技術が進んで来て、さつまいもですら北海道で当たり前になってきてる。
まぁ、まだ無理なのはバナナかな。
北海道でバナナを作りたいね。
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