2018
08.01

パプリカの病害虫ガイド2018

農業

適用範囲や回数は変更がある場合が多々あるのでこの時点での自分のやり方です。

まずはパプリカと言ってもピーマンと同じ種類。

適応表はピーマンの項目を見て使用してます。

パプリカで1番被害が出やすい害虫はアブラムシ。

写真の様な感じで一気に増殖して、手が付けられない事もあったりする。

モザイクウィルス病を発症して、葉は枯れる。

1番のメインはモベントフロアブル。

これ1つでアブラムシ、コナジラミ、アザミウマ、ダニのほぼ全てを防虫出来る。

しかも効果は1か月近くの30日。

ただ、効果は遅効的。

アブラムシが増殖する場合もあるから、これはあくまで保険という感じで即効性のあるタイプと合わせて使うのが良い。

接触するだけでアブラムシを防除出来るマラソン乳剤。

これらと組み合わせると効果が大きい。

1番効くのはモスピラン顆粒水和剤。

ただ、ピーマンには2回しか使えないから、モスピランは本当にどうしようもない時に使うのが良い。

他にもアグロスリンなんかも、接触で防虫してくれる。

アオムシとかヨトウ、タバコガなんかに効くプレバソン。

これを組み合わせると、ほぼ全ての虫を防げます。

プレバソンは2週間位の残効。

ほかには、コテツフロアブルとかカスケードとか色々あるけど、そこは好みで。

BT剤のゼンターリ顆粒水和剤を間に挟むのも良い。

ゼンターリは回数制限がないから、気軽に使えます。

病気にはアミスターオプティ。

これだけで、疫病から灰かびからほぼ全ての病気を防除出来る。

値段も安いし、これはピーマンというか、オプティを使える作物には絶大な効果があるしお勧め。

どうやら、ダコニールとアミスター20を調合した薬剤みたい。

これを使うとダコニールとアミスター20の使用回数制限が同時に1つずつ減るから、考えて使わないとカウント制限が怖い所。

組み合わせるのはアフェットフロアブル。

これもなかなか優秀で、オプティの合間に使ってます。

ピーマンは灰かびが1番の天敵なのかな。

予防的にカンタスドライフロアブルを挟んだり、スミレックスを使ったりしてる。

ちなみに、ピーマンにはフロアブル剤を使うなら展着剤はなくても良いと思う。

特にオプティなんかは薬害が出る可能性があるし、いらないかな。

まくぴかと合わせたら、薬害が出た事もあります。

基本的に背負い式の動噴で防除してるので浸透移行性をメイン。

かけむらを気にしなくていいし、効果も長いからね。

モベントとオプティが優秀です。

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