2018
11.30
11.30
トマピーの総評
今年1年やってみての感想。
まず苗が高い、それに尽きる。
パプリカの苗の4倍から5倍は掛かる。
そして実も大きくなる。
パプリカの実の4倍から5倍、中には6倍とか。
だからと言って、それを値段に転化出来るかどうか。
普通のパプリカが200円前後だとして、800円、1000円として売れるかと言えば、それは難しい。
300円前後で売れれば良いんだけど、そうもいかないのが難しい。
それと食べ方が分からないという理由で、敬遠されがち。
トマピーの知名度がある地域ではなかなか面白いんじゃないかな。
栽培してみて、収量はパプリカの中でもトップクラス。
フルーピーシリーズかトマピーか、と言っても良いと思う。
それと、実が重いという事は枝に掛かる負担も大きいから折れやすい。
そして、栄養価も糖度も高いという事でアブラムシが凄い。
パプリカの比じゃない位に寄って来る。
病気には強いと感じた。
灰色カビも出なかったし、今年の天気から考えたら病気らしい病気と言えば軟腐かな。
実が大きいから水分も多いからなのか、糖度が高いからなのか軟腐がちらほら。
使える農薬が少ないからBT剤と銅剤も使うと良いかな。
特徴として大きいのは味。
まだ味を追求する段階ではなく、まずは作る事だけに専念してるけど、トマピーだけは指名買いが何回もあった。
トマピーだけを頂戴っていうリピーターがいたし、トマピーを食べた人達は、口を揃えて美味しいって言ってた。
トマピーは、ある程度の知名度がある地域で作るのであればお勧め。
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