01.06
ブロッコリー防除体系2021
最新のブロッコリー防除体系。
ほとんど去年と同じ。
ただ、新しい薬剤も発売されたので、それも考慮。
まず定植時の潅注はプレバソン、ジュリボ、オルトラン粒剤の3つ。
それと、新しく発売されたヨーバルフロアブル。
これはジアミド系なので、プレバソンとかジュリボと比較して使用。
ジュリボはジアミド系とネオニコチノイドを混ぜた剤で、アブラムシまでカバー出来るタイプ。
ヨーバルは新規ジアミド系で、アブラムシまでカバー出来るタイプ。
好みで使い分けると良いけど、北海道ではプレバソンが定番。
暑い地域ならジュリボが定番で、好みによってヨーバルを選択です。
オルトランは全ての害虫をカバーしてくれて、安くて手軽なので、自分はオルトラン粒剤。
これで定植から30日を目安にグレーシア乳剤かアファームエクセラを1回目。
その1週間から10日後に残りの1つ。
これで2週間から20日を目安で、スカウトフロアブルかアクセルフロアブル。
最後は残りの1つで、合計4回。
これで定植まで行けます。
暑くなってくると収穫までの日数がどんどん減ってきて、3回の防除で収穫になったりします。
3回目の防除から収穫まで時間が空きそうなら、3回目の防除の時にマトリックフロアブルを2000倍で追加してます。
マトリックはIGR系なので残効も長く、お守り替わりです。
アブラムシが気になる時期は前日まで散布出来るコルト顆粒水和剤。
これで2020年は5万株の内、害虫被害は3株位まで抑えられました。
99%以上なので、これで大丈夫です。
秋から冬時期の防除を5回、6回する時には、プレバソン、ディアナ、フェニックス顆粒水和剤等を選択、ここに新しく出たヨーバルフロアブルも使えます。
ただ、ヨーバルは出たばっかりという事もあって値段が高い。
もうちょっと安くなるまでは使い辛いです。
殺菌剤は銅剤とBTの2種類だけ。
花蕾形成時に銅剤は使えないから、最初のグレーシア、アファームエクセラの時は銅剤と混用。
自分の場合はコサイド3000、他にはZボルドーとかクプロ等。
3回目の防除のスカウト、アクセルの時にはBT剤と混用。
ベジキーパー、他にはマスタピース、バイオキーパー等。
台風が来たら、パレードフロアブルを1回目の防除と混用。
そこから2週間後にアフェットを混用。
これで黒すすは完璧に抑えられます。
展着剤はブレイクスルーを使用してるけど、中々良い感じです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。