2022
05.24

ブロッコリー防除体系 2022

農業

まずは殺虫剤。

今年使う薬剤の順番にグレーシア、アファームエクセラ、スカウトフロアブル、ブロフレア。

殺菌剤は銅剤のみでも可。

薬害が気になるならバリダシン液剤5を入れて軟腐、花蕾腐敗を防除。

黒すすが出始める9月上旬からはパレードとメジャーフロアブルを混ぜる。

今まではパレードとアフェットを使ってたけど、ストロルビン系のメジャーフロアブルでも可。

アミスターは収穫前日数があって使い辛いのと値段が高いのもあってメジャーフロアブルがお勧め。

ある程度薬価も考えてあるけど、更に抑えたい場合はアファームエクセラ、スカウトフロアブル、スピノエースかディアナ、トレボン辺りがお勧め。

アブラムシが気になる場合はコルトが前日まで使用可で場合によって混ぜるかピレスロイド系のスカウトとトレボンを収穫間際に使う感じ。

殺菌剤はZボルドーにすれば、最安値で行けます。

黒すすは同じでパレードとメジャーがコスパ良くて使いやすい。

特別栽培なら、殺虫剤にエスマルク、スピノエース、サブリナフロアブル辺りを間に挟む。

殺菌剤は銅剤とマスタピース、ベジキーパー。

BT剤のマスタピースとベジキーパーは軟腐由来の花蕾腐敗には効果が弱かったり効かなかったりするから止めました。

薬価が高いのと、干ばつだったり高温だったりすると効果が無くなるから、それなら銅剤がお勧め。

収穫までずっと銅剤でも花蕾に薬害が出る事はほぼ無し。

葉っぱに小さいぽつぽつと焼けた跡が出る位で、BT剤よりは銅剤でびしっと病気を抑えた方が良い結果です。

よくIGR系を使ってるか聞かれるけど、アファームエクセラはアファーム乳剤成分にIGRのマッチ成分が入ってるからアファームエクセラがコスパも効果も1番高いから、とりあえず使っとけば間違い無し。

個別にIGR剤を入れる必要は無くなります。

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